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更新日2025.01.13
急に髪の毛が抜けるのは病気?女性にありがちな原因や判断基準とは
この記事の監修医師
田沼 欣樹Yoshiki Tanuma
医療法人社団紡潤会 指導医
防衛医科大学校卒業/初期研修終了後、大手美容クリニックの勤務を経てAGAの症例を延べ1万例以上経験した後、医療法人社団紡潤会に入社。症例を集計した独自の調査によりデータ化を行った上、論文等の調査報告と照らし合わして、データに基づいた診察を行う。
目次
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女性は、ホルモンバランスなどの影響を受けやすいため、急に髪の毛が抜けることがあります。
ですが、いきなり髪の毛が抜けると病気なのか不安になりますよね。
病気以外の原因で抜け毛が生じている可能性が高いですが、中には気付かぬうちに病気にかかっている場合も。そのため、症状をしっかり確認することが大切です。
そこでこの記事では、急な抜け毛の判断基準や考えられる病気、治療法について紹介します。
髪の毛が急に抜け始めるのは病気?

髪の毛は、頭皮環境やホルモンバランスの影響を受けやすいです。そのため、急な抜け毛がみられる場合でも、一概に病気と断定することはできません。
下記では、急な抜け毛が生じる原因や病気の判断基準を解説します。
急な抜け毛は病気だけが原因ではない
急な抜け毛は、合わないヘアケアやダイエット、睡眠不足で起こる頭皮環境の乱れにより生じます。
また、季節によっても抜け毛量は変化し、夏に受けた紫外線ダメージが現れやすい秋では、1日あたりの抜け毛本数は通常の2,3倍ほど増加する傾向にあります。
このように、病気以外にも抜け毛の原因はいくつかあるため、急な抜け毛がみられた際は自身の生活習慣を振り返ってみましょう。
病気を疑う判断基準とは
一般的に、1日に100本程度の抜け毛であれば正常といわれています。また、季節やストレスなどが影響し、一時的に抜け毛が増えることもあります。
しかし、以下の症状に心当たりがある際は、病気の可能性が考えられるので参考にしてみてください。
- 1日200本以上の抜け毛がある
- 頭皮に炎症・かゆみがみられる
- 毛根がない、変形している
- 頭皮が見えるほどの脱毛がある
- 一回の手ぐしで15本以上抜ける
- 毛髪以外にも、全身に抜け毛がみられる
急な抜け毛で考えられる女性特有の病気

ここでは、急な抜け毛が生じた際に考えられる、女性特有の病気についてご紹介します。
子宮関連の病気
子宮関連の病気によるホルモンバランスの乱れは、抜け毛を引き起こす可能性があります。
また、子宮関連の病気にかかっている場合、進行が進むと子宮・卵巣の摘出リスクも高まるため、早期の発見と治療が大切となります。
下記では、代表的な子宮関連の病気を解説しているので、参考にしてみてください。
子宮頸がん
子宮頸がんとは、子宮の入り口に発生するがんのことです。
主な原因は、性交渉で感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)とされ、感染が長期化することで発症に至ります。
一般的に、初期段階での自覚症状はほとんどなく、定期的な検診で発見される場合が多いですが、進行が進むと以下の症状がみられます。
- 性交渉時の出血
- 不正出血
- 悪臭を伴うおりもの
- 血便や下腹部の痛み
- 腰痛
子宮筋腫
子宮筋腫は、子宮の筋層にできる良性の腫瘍のことです。
明確な原因は判明していませんが、分泌された女性ホルモンが原因となり筋肉の異常増殖が起こるといわれています。
子宮筋腫は悪性の病気ではありませんが、場合によっては子宮全摘術の可能性もあります。
子宮筋腫の主な症状は、以下のとおりです。
- 貧血がある
- 月経量の増加
- 月経の際にレバーのような血の塊がみられる
- 不正出血
- 下腹部の膨張
- 激しい生理痛
子宮ポリープ
子宮ポリープは、子宮の入り口にできるキノコ状の腫瘍(ポリープ)のことです。
明確な原因は判明していませんが、出産経験やホルモンバランス異常、子宮部の慢性的な炎症が原因となり発症すると考えられています。
ポリープの多くは良性ですが、大きくなるとがん化する可能性もあるため、5mmを超える場合は手術による切除がすすめられます。
子宮ポリープの主な症状は、以下のとおりです。
- 月経周期や出血量の異常
- 褐色又はピンク色のおりものがみられる
- 下腹部の痛み
- 下腹部の膨張感
- 女性器の痛み
貧血
貧血とは、血液中に含まれるヘモグロビンが減少している状態のことです。
通常、ヘモグロビンは体内へ酸素を運び二酸化炭素を回収する役割を担っていますが、減少すると全身が酸素不足に陥り、めまいや立ち眩み、頭痛などの症状を起こします。
貧血の主な症状は、以下のとおりです。
- 下まぶたの裏が白い
- 倦怠感
- 頭痛
- 肩こり・腰痛
- 口内炎の増加
- ふらつき
甲状腺関連の病気
甲状腺とは、喉仏の下にあるホルモン分泌器官のことです。ここでは、体を作ったり動かしたりする際のエネルギー源となる「甲状腺ホルモン」が分泌されています。
女性に多い甲状腺関連の病気としては、甲状腺ホルモンの過剰分泌で起こる「バセドウ病」、甲状腺ホルモンの不足で起こる「甲状腺機能低下症」があげられ、どちらもホルモンバランスの乱れによる抜け毛症状が現れます。
甲状腺関連の病気にかかった際に多くみられる症状は、以下のとおりです。
- 動悸
- 手の震え
- 多汗
- 倦怠感
- イライラ
- 微熱
- 体重減少
急な抜け毛は「休止期脱毛症」かも

急な抜け毛の要因として、「休止期脱毛症」が考えられます。ここでは、休止期脱毛症の原因や症状について解説します。
休止期脱毛症とは
休止期脱毛症とは、突然休止期に移行してしまい抜け毛が増加する症状のことです。
髪の毛は、新しい髪が生える「成長期」、髪の成長が弱まる「退行期」、髪の成長が止まる「休止期」のヘアサイクルにより発毛と脱毛を繰り返していますが、ストレスや手術がきっかけとなり休止期脱毛症が起こるといわれています。
症状
症状としては、髪の毛が一気に抜ける、全体の毛量が減少するなどがあげられます。
円形脱毛症と症状が似ているため混同されがちですが、円形脱毛症は局所的に髪の毛が抜けるのに対し、休止期脱毛症は全体的なボリュームが下がる点で違いがあります。
女性特有の抜け毛一覧
女性特有の抜け毛としては、以下の4つがあげられます。
ここでは、それぞれの特徴や症状について解説します。
| 症状名 | 特徴 |
|---|---|
| FAGA | 女性に起こる抜け毛 |
| びまん性脱毛症 | 毛髪のボリュームが全体的に減少 |
| 産後脱毛症 | 産後に抜け毛が増加 |
| 牽引性脱毛症 | 毛髪を強く引っ張る習慣で起こる抜け毛 |
FAGA
FAGAとはFemale Androgenetic Alopeciaの略で、女性に起こる抜け毛のことです。
男性に起こるAGAとは症状や進行度で異なる点があり、主に毛髪全体が薄くなったり、症状が進行しても毛髪が完全になくなることは稀だったりする特徴があります。
FAGAは、進行性の病気であり自然治癒する可能性は低いため、症状がみられた際はクリニックで治療を受けることが大切です。
FAGAの詳細は下記記事をご覧ください。
https://will-aga-lady.clinic/column/aga-knowledge/faga/
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症とは、毛髪全体のボリュームが減少する抜け毛のことです。
生え際や分け目が部分的に抜けるのではなく、頭皮全体が徐々に薄くなっていくため、症状に気付きにくく治療が遅れやすい傾向にあります。
原因としては、女性ホルモンや自律神経の乱れがあげられ、バランスが崩れやすい30代後半から発症することが多い脱毛症です。
びまん性脱毛症の詳細は下記記事をご覧ください。
https://will-aga-lady.clinic/column/aga-knowledge/diffuse-alopecia/
産後脱毛症
産後脱毛症とは、出産後に一気に抜け毛が増加する症状のことです。
原因は、女性ホルモンの分泌量の変化で、妊娠中は増加していたエストロゲンが産後減少することで発症に至るといわれています。
症状は一時的なものであり、通常は3カ月~半年で収まる傾向にあります。しかし、症状が気になったり中々治らなかったりする場合はクリニックへ相談しましょう。
産後脱毛症の詳細は下記記事をご覧ください。
https://will-aga-lady.clinic/column/aga-knowledge/postpartum-hair-loss/
牽引性脱毛症
牽引性脱毛症とは、髪を強く引っ張ったり結んだりする習慣が原因で起こる抜け毛のことです。
例えば、編み込みやポニーテール、お団子などを日常的にしている場合、頭皮や髪に負担がかかってしまい発症する可能性があります。
改善には、原因となる行為をやめることが大切です。抜け毛がみられても髪自体は健康なため、自然と毛量が戻ることがほとんどです。
牽引性脱毛症の詳細は下記記事をご覧ください。
https://will-aga-lady.clinic/column/aga-knowledge/traction-alopecia/
急な抜け毛になりやすい女性の特徴
急な抜け毛になりやすい女性は、以下のような特徴を持っている傾向にあります。
- ホルモンバランスが乱れている
- ストレスが多い
- 食生活が偏っている
- 髪型やヘアアクセサリーで髪に負担をかけている
- 血行が悪い
- 頭皮が乾燥している
生理や更年期によりホルモンバランスが乱れていたり、常に髪を結んでいたりする方は抜け毛になりやすい傾向にあります。また、血行不良や頭皮の乾燥も抜け毛の原因となるため、肩こりや頭痛、フケの増加を感じる方は日常的にケアしておくことが大切です。
急に抜け毛が気になりだしたらどうする?

突然抜け毛が増加し気になりだした場合、いくつかの対処法を実践してみることで改善するかもしれません。
生活習慣を見直す
睡眠不足やストレス、不摂生などは、抜け毛の原因となる頭皮の血行不良を悪化させたり、ホルモンバランスの乱れを起こしたりします。
そのため、十分な睡眠やリラックス時間の確保、食事の調整などを意識してみると良いでしょう。
血行を良くする
血行が悪いと、毛髪の成長に必要な栄養素が十分に届かず、抜け毛を起こします。
改善には、マッサージや運動を取り入れて血行促進を促しましょう。また、たばこは毛細摂取を収縮させる作用があるため、抜け毛に悪影響を及ぼします。摂取量が多い方は、禁煙に挑戦してみると良いかもしれません。
シャンプーを見直す
合わないシャンプーを使用していたり、シャンプー方法が間違っていたりすると抜け毛につながる場合があります。
シャンプーをする際は、36~38度のお湯で優しく丁寧に洗うよう意識しましょう。また、洗浄力が強すぎるもの、香料・着色料などの添加物が多いものは避け、低刺激で保湿効果のあるシャンプーを選ぶようにすると良いです。
クリニックに相談する
生活習慣やシャンプーの見直しをしても改善されない場合は、専門のクリニックに相談することをおすすめします。
クリニックごとに治療法は異なりますが、抜け毛に特化している場合、内服薬や外用薬のほかにもメソセラピーなどの専門的な治療が受けられます。また、症状を詳しく診断した上で治療を進めるため、自己判断では分からなかった原因や改善策を特定できます。
女性の急な抜け毛にもおすすめの治療法:ウィルAGAクリニックの「LHDV頭皮注入治療」とは

専門的なクリニックで受けられる治療の一つに、短期間で効果の実感できる「LHDV頭皮注入治療」があげられます。LHDV頭皮注入治療とは、頭皮の深層部に直接成長因子やエクソソームを注入することで、毛髪再生効果を得られる治療法です。
生え際など気になる部位に直接注入
専門機器を使って頭皮に薬剤を注入するため、気になる部位に直接アプローチが可能です。
また、一人一人に合わせた薬剤の使用も可能で、抜け毛の原因や進行度に応じて最適な組み合わせを選べます。
薬の選択肢が少ない女性でも導入可能
内服薬や外用薬とは異なる成分を使用するため、妊娠中や授乳中などで投薬が行えない方でも安心して受けられます。
また、痛みや副作用が少なく日常生活への影響がほとんどない点も、LHDV頭皮注入治療を選択するメリットです。
美しさの印象を変える髪のハリ・艶も取り戻す根本治療という選択肢
LHDV頭皮注入治療と美髪カクテルを組み合わせた美髪メソセラピー「リッチディオーラム」は、悩みに合わせた2種類の薬剤から自分に合った美髪成分を選べ点が魅力です。美容室のような表面的な補修だけでなく、オーダーメイドで美髪成分を注入することで一人ひとりに合わせた美髪の根本治療ができます。
詳しくは、下記リッチディオーラムのページをご覧ください。
急な抜け毛はウィルAGAクリニックレディースにご相談ください
ウィルAGAクリニックレディースでは、急な抜け毛に関する治療に対応しております。
治療では、育毛剤や内服薬の処方から、LHDV頭皮注入治療による治療まで幅広く導入。入念なカウンセリングの元、患者様に合わせた治療提案をするため、しっかりと効果が期待できます。
些細な抜け毛に関するお悩み事にも対応可能ですので、どうぞお気軽にご予約ください。
よくある質問 (FAQ)
Q
急な抜け毛は何科に相談すればいいですか?
A
Q
未成年で急な抜け毛が起こるのは、病気が原因ですか?
A
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